2025年度結果発表

お知らせ

たくさんのご応募ありがとうございました。
審査員の茂野優太さんが選んだ作品はこちらです!
入賞された方々、おめでとうございます。

審査員総評

この度は宮古石垣水中フォトコンテストにたくさんのご応募をいただきありがとうございました。
応募作品を拝見しながら、改めてこの海の豊かさと魅力を感じました。

石垣島といえばマンタ、宮古島といえばダイナミックな地形というイメージを持つ方も多いと思います。
今回の作品の中にも、迫力あるマンタの写真や光が差し込む美しい地形の写真が多くあり、この海を象徴する素晴らしい瞬間がたくさんありました。
そうした作品はやはり印象的で、上位作品にも多く選ばれています。

一方で今回とても嬉しかったのは、それだけではない宮古島・石垣島の魅力を切り取った写真が多く見られたことです。
サンゴや小さな生き物たち、そして海の中の何気ないワンシーンなど、撮影された皆さんが海の中で感じた楽しさや感動が写真から伝わってきました。

水中写真の魅力は、その海で出会った一瞬の出来事や生き物たちのドラマを写真として残せることだと思っています。
同じ海でも、見る人によって見える景色は違い、それぞれの視点で海の魅力が表現されていることが印象的でした。

皆さんの作品を拝見しながら、私自身も改めて石垣島や宮古島の海に潜りに行きたくなりました。
これからも多くの方がこの海に潜り、その魅力を写真として残していってくれることを楽しみにしています。

<グランプリ>青の境界

撮影者:三浦 陽子 様
撮影ショップ:fish a go go!

宮古石垣フォトコンという枠の中で、水中世界のワイルドさやダイナミックさが目立つ中、この作品は海の静けさを伝えてくれる一枚で、思わず目が止まりました。

大物も写っておらず、地形特有の光芒もなく、カラフルな魚もシルエットだけ。
それなのに、この海に潜りたいと思わせてくれる、素晴らしい自然の切り取り方です。

大胆に写真の上半分を黒い影で使い、あえて情報量を減らすことで、海の静けさが強く伝わってきます。
一方で、ただ地形を写すだけではなく、ハナダイやテンジクダイ、スズメダイなどの魚影のシルエットを多く入れることで、海の賑やかさも同時に表現されています。

魚たちの賑やかな街の中にある、静かな隠れ家のような世界。

この作者が切り取る海の世界を、もっと見てみたいと感じました。
本当に素晴らしい作品をありがとうございました。

<準グランプリ>僕も泳ぎたいよ

撮影者: 今村 千絵 様
撮影ショップ:megloop

お見事!と言いたくなるような、イシガキカエルウオとアマミスズメダイを同時に捉えた作品です。

被写体だけでなく、背景にケヤリを取り入れ、その隙間から海の青さを透かすことで、全体としてとても可愛らしく、心地よい雰囲気の一枚に仕上がっています。

2匹を同時に捉えようとすると、どうしても絞って撮影したくなり、背景が暗くなったり、ボケを活かしづらくなったりします。
しかしこの作品からは、おそらく開放気味のF値のまま粘り強く撮影を続けた、そんな意図が感じられます。
あるいは、イシガキカエルウオを狙っている中で、偶然アマミスズメダイが入ってきた瞬間かもしれません。

どちらにしても、好きなシチュエーションを作るための水中撮影に対する知識と構成力、そしてその一瞬を逃さず切り取る力が伝わってくる、素晴らしい作品でした。

とにかく可愛い。
思わず自分も撮ってみたいと感じさせてくれる一枚です。

<楽しい写真グランプリ>蒼に舞う翼

撮影者: 田中 瞳 様
撮影ショップ:sea merrily

まず何より、このシーンに出会えたこと自体が羨ましくなるような一枚です。

海底を覆うスカシテンジクダイの群れと、その上を優雅に舞うマンタ。
この組み合わせはなかなか見ることのできない、非常に魅力的な瞬間だと思います。

露出やバランスも美しく整えられており、シーンの魅力をしっかりと引き出しています。
さらに奥に写るダイバーが両手を広げていることで、その場の楽しさや高揚感が写真全体に伝わってきます。

ただ美しいだけでなく、「この海に潜りたい」「こんな瞬間に出会いたい」と思わせてくれる、まさに“楽しい部門”にふさわしい素晴らしい作品でした。

<楽しい写真準グランプリ>「ちょっちゅね!」無我夢中の連写が捉えし、奇跡の一枚

撮影者: 宮島 クリス 様
撮影ショップ:ダイブパラッパ

アオウミガメの前足が、まるでボクシングの構えのように見える、思わず笑顔になってしまう一枚です。

石垣島といえば具志堅用高さんを思い浮かべる方も多いと思いますが、そのイメージとも重なり、ユーモアと地域らしさが見事に重なっています。

連写の中で偶然切り取られた瞬間かもしれませんが、その中からこの一枚を選び取るセンスに、作者のユーモアを感じました。
撮ることと同じくらい、撮った中から選ぶことの大切さを改めて感じさせてくれます。

狙ってもなかなか撮れない、思わず笑ってしまうような一枚であり、“楽しい部門”にふさわしい作品です。

<宮古島らしさグランプリ>dive to the heaven

撮影者: 網谷 隼宏 様
撮影ショップ:fish a go go!

まさに宮古島の魅力を詰め込んだ一枚ではないでしょうか。
夏の強い日差しが差し込む地形、そしてモデルダイバーの配置も非常に秀逸です。

最初に見たときは、わずかに構図に違和感を覚えましたが、よく見ると写真の左側には、洞窟内に差し込んだ光が地面を照らし、明るくなっているエリアがしっかりと写し込まれています。

人はつい光の入ってくる方向に目が行きがちですが、照らされる側まで丁寧に画面に取り入れることで、光芒の美しさだけでなく、洞窟内の空間の広がりや奥行きまで感じさせてくれます。

単に地形を撮影するだけでなく、作者がこのシーンのどこに魅力を感じ、どのように表現しようとしたのかが伝わってくる一枚でした。
宮古島らしさを見事に表現した、素晴らしい作品です。

<石垣島らしさグランプリ>冬の小さな物語

撮影者: 岸 かおり 様
撮影ショップ:イエローサブマリンダイブスタジオ

石垣島といえばマンタを思い浮かべる方も多いと思いますが、この作品はそのイメージとはまた違った、この海のもう一つの魅力を教えてくれる一枚です。

白い砂地に現れる小さなカエルアンコウは、新たな冬の石垣島の風物詩ではないでしょうか。
そんな季節のワンシーンを、やさしく丁寧に切り取っています。

白く柔らかな世界の中に、ぽつんと佇む小さな命。
奥に入る淡いグリーンのボケも相まって、まるで物語の一場面のような雰囲気を感じさせてくれます。

水中写真では、つい色や情報量を増やしがちですが、この作品はあえて余白を大きく使うことで、被写体の存在感と可愛らしさをより引き立てています。

石垣島の海には大きな生き物やダイナミックなシーンだけでなく、こうした小さな命が織りなす静かな世界も広がっていると教えてくれる素晴らしい作品でした。

<審査員特別賞>ゆらめき

撮影者: 坂東 啓弘 様
撮影ショップ:イエローサブマリンダイブスタジオ

水中で撮影されたとは思えないほど、透明感のある美しい一枚に強く惹かれました。

あえて被写体のすべてを写さず、一部だけを切り取る大胆な構図がとても新鮮で、見る人の想像力を引き出してくれます。

繊細に揺らぐラインや柔らかな色合いが印象的で、まるで一枚のアート作品のような仕上がりです。

水中写真の枠にとらわれない自由な表現と、新しい視点を感じさせてくれる、非常に印象的な作品でした。

<審査員特別賞>未来へ-Roots of Tomorrow

撮影者: 村井 裕子 様
撮影ショップ:umimotto

マングローブの光景。
この根がここまで張るのに、一体どれほどの時間がかかったのだろうか。

そして、その中から生まれてくる新芽。
まるで長い年月の始まりを感じさせるような、静かで力強いシーンです。

強すぎない光が差し込むことで、あえて主張しすぎず、
ずっとそこにあり続ける自然の姿を、ありのままに感じさせてくれます。

時間の積み重なりと命のつながりを、静かに伝えてくれる印象的な一枚でした。

<めちゃ旨たこ源賞>コンニチワ

撮影者: 髙橋 淳介 様
撮影ショップ:BIGHOLIDAY

<炭火焼 とりや吉衛門賞>未来へ

撮影者: 宮之原 香織 様
撮影ショップ:S2CLUB石垣島

<石垣島ホテル ククル賞>お花畑で……

撮影者: Aki 様
撮影ショップ:SEA-TRIP DIVING SERVICE太造之店

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